WordPress 初めてのCSS

  • WordPress初心者
  • デザインを変えたいが何から始めたら良いかわからない
  • CSSってなに?

初心者の自分が初めに検索・勉強した知識を掲載します。

CSSとは

WebページにHTMLで置いたものを「装飾する」という認識がわかりやすいと思います。
HTMLでも文字色を変えるなど「装飾」の役割をもちますが、
HTMLではその都度プログラムの入力が必要であるのに対して、
CSSではデザインのパターンを作り、別々の記事に対して同じデザインを表現し
統一することができます。

編集場所

外観 → テーマファイルエディター → Cocoon Child → スタイルシート

Screenshot

矢印の箇所にCSSコードを追加していきます。

書き方・用語

「セレクタ」「プロパティ」「値」「宣言」

呼び名意味説明
セレクタどこの編集したい場所(要素)
プロパティなにを編集したいこと、大きさ・色・種類など
どうする数字であったり、種類名など
宣言(宣言ブロック){(プロパティ):(値); }{ } の中身は;で区切って複数入力可能
CSSの書き方

考え方 → どこの { なにを:どうする;}

書き方 → セレクタ { プロパティ:値;}

書き方の例
.article h2 {
	color : #fff;
        font-size : 24px;
	background : #58b;
}
分類コード説明
セレクタ.article h2「見出しH2」のカスタマイズをする
プロパティcolor
fontsize
background
「文字色」を編集する
「文字サイズ」を編集する
「背景ベース」を編集する
#fff
24px
#58b
白色
24px(ピクセル)
薄青色

・カスタマイズ前(デフォルト)

・カスタマイズ後(文字白色、文字サイズ少し拡大、ベース薄い青色)

検証ツール(デベロッパーツール)

検証ツールで「セレクタ」を取得できる。

検証ツールとは開いているWebページのHTMLやCSSの構成をブラウザ上で確認できるツールです。

基本的には「書き方」の理解と自分が編集したい目的の形をネットなどで検索できれば、
コピー&ペーストで様々なデザインをカスタマイズできます。
様々なデザインの元となるCSSコードを公開してくれている方がたくさんいます。
さらに、下記の「検証ツール」を利用し、「セレクタ」を取得できるようになると
独自に考えたデザインをカスタマイズできるようになります。

「セレクタ」には「共通のセレクタ」・「classセレクタ」・「idセレクタ」
などがあり、中でも「classセレクタ」・「idセレクタ」はそれぞれのWebページで
独自の名付けがされているので、自身のHTMLやCSSから調べる必要があります。
セレクタの種類の詳細は省略します。

「プロパティ」や「値」は決まった形なので、
「CSS 文字色」「CSS 余白」「CSS 背景ベース」など編集したい形を検索すると
調べることができます。

検証ツールの使い方

Webページのカスタマイズしたい箇所で右クリック、「検証」を選択します。
例:「タイトル」部分をカスタマイズしたい場合

下画像、右側に検証ツール(赤四角囲み)が表示されます。
左側のWebページのカスタマイズしたい箇所(今回はタイトル)に青帯が表示されます。
(青帯上下に橙帯)
右側の検証ツール内HTMLの青帯(赤矢印)が左側のカスタマイズしたい箇所に対応した
HTMLコードです。

左側Webページのカスタマイズしたい箇所の青帯が現れない時、または青帯が
自分が指定したい箇所と違う時は、右側HTML内の青帯に近い部分(上画像の赤矢印付近)を
いくつかクリックしてみると見当たると思います。

「セレクタ」の見つけ方 3つ

  • 「HTML」青帯の「class」にある”entry-title”


  • 「Styles」タグのCSSに記述されている「.entry-title」


  • 「Computed」タグのプリパティの三角(青枠プロパティ)を開くと、
    「値」(ピンク矢印)と「セレクタ」(緑矢印)が出現する。

自分でCSSデザイン

例①:記事のタイトル(冒頭見出し)に青いベース(背景)、白文字

冒頭見出しのセレクタを「検証ツール」で検索します。

セレクタ:「.entry-title」

「背景ベース色変え」のプロパティをネットなどで検索します。

プロパティ:「background」または「background-color」

CSSでの色「青」の値を調べます。

値:「#00f」または「#0000ff」

CSSの「書き方」にあてはめると

.entry-title {
background: #0000ff;
}

WordPressのスタイルシートにCSSコードを入力します。

カスタマイズ結果

CSSに文字色「白」のコードを追加します。

.entry-title {
background: #0000ff;
color: #fff;
}

WordPressのスタイルシートにCSSコードを入力します。

カスタマイズ結果

タイトルを「黒文字→白文字」、「ベースなし→青ベース」に
カスタマイズできました。(左上赤四角)
右側、検証ツールに入力したCSSコードが追加されます。(右下赤丸)

例②;サイドバーの見出しを中央寄せ、黄色ベース

サイドバー見出しのセレクタを「検証ツール」で検索します。

青矢印「サイドバーの見出し」
赤丸囲み「サイドバー見出しのCSS編集」
・background(背景の色)やpadding(余白)の編集をしていることがわかるので、このセレクタを使えばサイドバー見出しの編集ができることがわかります。

緑矢印:サイドバー見出しのセレクタ「.sidebar h3」

「文章、中央寄せ」のプロパティをネットなどで検索します。

プロパティ:「text-align」
値:「center」
「値」はほかにも「start」「end」「left」「right」「justify」などの種類があります。

「黄色ベース」のプロパティは、例①で使用した「background」
値は「#ffff00」が黄色になります。

「色」の値(コード:#○○△△◇◇)は、「カラーコード」「カラーピッカー」
「色、6桁」などで検索すると調べられます。
「RGB三原色の知識」と「16進数の知識」があれば「#○○△△◇◇」のうち
「○○」が「R」、「△△」が「G」、「◇◇」が「B」の数値に
対応していますので、欲しい色のコードを自分で考えて作れるようになります。

例:「黄色」は「赤(R)」と「緑(G)」の組み合わせなので
「R:ff」「G:ff」「B:00」で作れます。

「セレクタ」「プロパティ」「値」が揃ったのでCSSコードの書き方にあてはめます。

.sidebar h3 {
text-align: center;
background: #ffff00;
}

WordPressのスタイルシートにCSSコードを入力します。

カスタマイズ結果

サイドバー見出しを「見出し文言:左寄せ→中央寄せ」、
「ベース色:薄い灰色→黄色」にできました。(青矢印)
右側、検証ツールに入力したCSSコードが追加されています。(赤丸)

大事なのは「試してみる」ことだと思いますので、色々と試して、覚えて、オリジナルのデザインを作ってみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました